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続・スカイマーク vs LCC 本当に有用なのはどちらか

前回の記事を書いた後にコメントを頂いて、関空発のLCCだとターミナル間の移動時間を考慮する必要があるため1時間以上前に到着する必要があること(所要時間が延びる、遠方からだと早朝便には間に合わない)、そして大阪や京都などの都心部からだけでなくさらに南の私鉄沿線などからでも関空が近いとは限らないことに気付きました。


ということで、今度は各線の主要な駅から両空港までの所要時間を計算して、一覧表にしてみました。

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が、このままだとあまりに分かりにくすぎるので、ちょっとはマシになるかと路線図を作ってみました。
運賃は回数券などは使わず全て普通運賃で、所要時間は平日7:30~7:45までの間に出発するものとして計算しました。

①空港までの所要時間で比較



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(クリックで拡大)

前回の記事では大阪、京都からでも神戸空港の方が早く着くという結果が出ましたが、他の駅からに拡大しても環状線南半分~奈良県以南以外はほぼ神戸空港に軍配が上がるという結果に。また、それより北でも場所によってはリムジンを使うことで関空の方が若干所要時間が短くなることもある模様。
一応岡山や四国方面なども計算しましたが、関西三空港の利用が現実的かどうかは別として、やはり神戸空港なら1~2時間程度で着きます。四国・淡路からは阪神地区に向かう高速バスが多数運行されているので、本数の心配はあまりないでしょうけど

②運賃で比較



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(クリックで拡大)

今度はさらに衝撃的な結果。リムジンを使わない天王寺や奈良などでも神戸空港に行く方が安いということに。地理的にも交通の便的にも関空に比較的近そうな難波や天王寺からですら約200円の差が出ています。

運賃に関しては、金券ショップで回数券を購入したりリムジンの往復券を買うなどすることで、実際にはいずれもこれより数十円~数百円安くなるものと思われます。実際さっき三宮~神戸空港間のポートライナーの回数券買いに行ったら330円区間のを295円で売ってる店もありましたし (ちなみに前回の記事での試算ではこの区間を310円で計算してました。ポートライナーって券売機では11枚つづりを普通乗車券10枚分以下の値段で売ってるんですね)

③搭乗までの時間



一地方空港に過ぎない神戸空港は、小さなターミナル内に全ての航空会社のカウンターが揃っています。
一方、日本を代表する国際空港である関西空港はメインターミナルである第1ターミナルと、現在はPeach専用である第2ターミナルに分かれています。こちらの第2ターミナルに関しては、建設中だった国際線用の部分が1/28に開業し、3月からは春秋航空日本の路線もこちらに移転してくるとのことです。
広大な関西空港ではターミナル間の移動もシャトルバスで10分かかるため、それを見越して空港に到着する必要があります。


神戸空港

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ポートライナーの駅から空港のターミナルまでは徒歩1分以内。空港自体もそれほど混雑していないので、ポートライナー降車→チェックイン→保安検査→搭乗口はスムーズにいけば最短10分ほどで済みます (ここでは多少余裕を持って最短20分としておきます)
また、スカイマークの搭乗終了は出発15分前なので、少なくとも出発時刻の35分前までに神戸空港駅に到着する必要があります。


関西空港

・第1ターミナル

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第1ターミナルは関西空港駅からすぐ。国内線出発フロアは駅と同じ階にあるため、平行移動するだけで搭乗できます。
国際線は非常に混雑する関空ですが、国内線は比較的本数が少ないのでよっぽどのことがない限りそれほど時間はかからないでしょう。
バニラエアは搭乗口を20分前までに、Jetstarと春秋航空は25分前までに通過しないといけないので、遅くともバニラエアは出発45分前、Jetstar・春秋航空は50分前までには関西空港駅に到着しないといけません。
ただし、LCCなので保安検査場の混雑時などにどこまで対応してくれるかは不明ですから、実際はもっと早めに到着しておくのが賢明でしょう。

・第2ターミナル

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関西空港駅から第2ターミナルビルまでは駅前から出ている無料シャトルバスで10分。昼間でも4分間隔で出ています。なので20分ほどを考慮。ただし、1/28からは全てのリムジンバスが第2ターミナル発着となるので、リムジン利用の場合はシャトルバスの時間を考慮する必要はありません。
関西空港駅まで鉄道を利用の場合、Peachは遅くとも出発55分前に、春秋航空は60分前には駅に着いておかなければなりません。これもギリギリのラインなので実際にはもっと早く着いておかないともしもの時のリスクが…

結論



まず、空港までのアクセスに関しては、時間の面では奈良方面や大阪ミナミ以南を除いて神戸空港が有利という結果に。また、運賃の面では難波や天王寺などからですら神戸空港に向かう方が安いという結果となりました。
先に述べたように、もちろん曜日や時間、乗車券によって多少変動しますが、やはり概ね関西の主要な都市から飛行機乗りに行くなら神戸の方が比較的利便性が高いということが証明されました。
また、関空では空港内での移動にも時間がかかるという点や、前回の記事で述べた遅延するリスクや手荷物の量などを考慮し、自分の居住地発着の場合、どちらがコスパが高いかをよく検討する必要があります。

ということで、スカイマーク応援キャンペーンでとりあえず鹿児島に行ってきます。

  1. 2017/01/26(木) 11:52:26|
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スカイマーク vs LCC 本当に有用なのはどちらか

阪神淡路大震災から22年の1月17日、嬉しいニュースが入って来ました。

神戸新聞NEXT|経済|仙台-神戸線、7月に再開 スカイマーク

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経営破綻の影響でおととし仙台空港から完全に撤退したスカイマークが再び神戸との間を結ぶことになるようです。

去年仙台に行った時は伊丹からANA利用でしたが1か月前予約で14000円(当然ですがエコノミー)だったので、大手航空各社より大幅に安いスカイマークの運航再開は非常にありがたいですね。この路線も早割や平日なら運賃は4ケタになるでしょうから、気軽に北日本の旅行に行けるようになりそうです。


格安で空を飛べると言えば、今ではスカイマークよりさらに安いPeachやバニラエアなどのLCCがよく知られています。
LCC各社は運航に必要なコストを(安全上の部分を除いて)あの手この手でカットすることで低価格な運賃を実現していますが、欠航時の救済が一切なかったり、発着空港が都市部から遠かったりと安さゆえの欠点があったりするのも事実(だから安いんですけど)

一方、そのようなLCCとは一線を画するスカイマークは、ANAやJALほどではないものの低運賃の割にある程度のサービスが受けられる利点があります。そう考えるとちょうど大手とLCCの良いとこ取りをしたような航空会社ですね。
私も貧乏性なのでなるべく安く飛んで飛行時間を伸ばしたいんですが、個人的にはLCCの就航してる関空が自宅から遠いこともあってよく利用するのはスカイマーク。やはり地元の空港から乗れる点は大きいです。


と、ここで思ったんですが、兵庫県内はともかく大阪などから出発する場合、スカイマークとLCCでは総合的に見てどちらに軍配が上がるんでしょうか。関空は大阪からも遠いし、ぶっちゃけ神戸発着とどっこいどっこいじゃないの?と。

というわけで、京阪神発の場合、実際に費用対効果が高いのはどっちなのかを検証してみました。


1.各都市と空港間の運賃



まずは関西主要都市の京都市、大阪市、神戸市から神戸空港、関西空港までの運賃を計算。
金券ショップを活用するなど、あの手のこの手で各経路のほぼ最低運賃を割り出しました。その結果が以下の通り。
なお、所要時間は大体の乗り換えと待ち時間を足して計算。オレンジ背景のものが各都市からそれぞれの空港までの最低運賃/最短経路を表します。

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(クリックで拡大)

なんと驚いたことに、神戸市だけでなく大阪市、京都市全てからの所要時間と運賃両方の点で神戸空港が関空よりも優位に立っています。所要時間は微々たる差なのでタイミングによって変わるとはいえ、これは本当に意外な結果。大阪もそうだけど京都なんかはJRが特急出してるし、さすがに関空が有利なんだろうと思ったんですが。

・神戸空港
三ノ宮駅や大阪駅など主要な駅から神戸空港へ向かうリムジンバスはなく、公共交通機関によるアクセスの場合ほぼ必ず三宮からポートライナーを利用することになります。
難点を挙げるとポートライナーの運賃が割と高い、混んでいるという点ですが、それでも大阪から600円/50分以内なのでまあまあ。時間も京都からだと90分近くかかりますが、大阪からだと空港まで最速45分ほどと、意外に短時間。電車利用で伊丹空港まで行くよりちょっとかかる程度です。

・関西空港
こちらは都市部から遠い分鉄道各社やリムジン、また海上からのアクセスもありかなり様々な経路のパターンが考えられますが、遠いだけあってどの都市からも時間、運賃ともにかかります。
総合的に見るとやはり空港に直通するリムジンバスが所要時間の面で圧倒的に有利。運賃の面でも往復乗車券(大抵14日か30日間有効)を買えば通常運賃よりも大幅に安くなり、鉄道並に安価。それでも神戸空港までのそれと比較すると2倍以上します。
荷物も預けて絶対座れるリムジンは楽だけどその分高いんです。まあLCC利用ならどっちにしろ荷物は少な目なので、電車で行ってもそんなに苦じゃないでしょう。


2.空港から全国各地への運賃



LCCは(と言うかどこもそうだけど)空いてる便を安くして繁忙期に運賃を上げることで利益を出すシステムなので、比較的空いていると思われる2017年2月14日(火)の便を例に挙げて比較。大阪からスカイマークとLCC両方の便がある路線のみで比較してみました。

と、その前にLCCの落とし穴。
LCC各社の予約サイトでは関空や成田などの空港使用料が含まれない料金が表示されることが多く、そのような空港発着の便だと実際には表示された金額に数百円上乗せされます。

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安いと思ったのに…という悲劇

この記事内ではスカイマークの料金と公正に比較するために、各社のサイトで表示される料金に空港使用料などを追加した実質料金を表に記載しています。
ちなみに表の金額には追加されていませんが、Jetstarではこの他にクレジットカード支払いでは500円、コンビニ支払では650円の手数料がかかるので、大抵の人はこの分運賃がプラスされます。これまた罠。

※運賃などは2017年1月20日15:00頃時点のもの
※表中の青背景は神戸発、オレンジ背景は関空発を表す


①札幌行き
神戸からはスカイマークが札幌線に、関空からはPeachとJetstarが札幌線に就航中。また、バニラエアが3月から関空函館線を開設すると発表しています。道南への国内線格安航空の就航は初めてなので、函館や青森方面へ行くときにも重宝しそうですね。
ここでは、地理的に大きく離れている函館は比較が困難なので除外して、両空港から便がある札幌線に限って見てみましょう。

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サイトでの表示料金ではPeachは5000円を割っていましたが、空港使用料などを追加するとJetstar、Peach、スカイマークの順に。便によってはスカイマークとよりも高い物もあり、LCCを利用する意味が問われてきます。


②東京行き
ここではスカイマークの神戸羽田線/茨城線とPeach、Jetstar、春秋航空日本の関空成田線が比較対象。茨城空港は距離的には遠いけど東京まで500円で行けるバスがあるので一応東京扱いに。

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競合する便が多いためか、LCC各社が安めの運賃を叩きだす一方でスカイマークはちょっと割高(それでもまともな高速バスレベル)
最低運賃は春秋の3850円でした。スカイマークの最低運賃に比べて約3000円割安です。
ただし、LCCは関空発成田着という空港アクセスの運賃が2倍になってかかってくるという罠があるので、それらを足していくとあっという間に金額が膨れ上がって行きます。そう考えると羽田に降りて7000円は大手各社と比べてもかなり安価。


③長崎行き
九州方面に力を入れているPeachとスカイマークが参戦。本数は圧倒的にスカイマークが多いですが…

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ついにスカイマークがPeachの運賃を割りました。安い時は4600円とかで売られてるので、日によってはもっと差が開くかもしれません。


④鹿児島行き
こちらもPeachとスカイマークでバトル。

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Peachの4700円が最低運賃でした。が、これも日によるし、実際再来週鹿児島行くときに神戸発着にしたら片道4600円でした。
前後の平日もずっとその値段だったので実際ほぼ変わらないのかもしれません。
去年Peachの鹿児島関空線乗った時は「リムジン足して6000円で鹿児島から帰ってこれた~」とか喜んでましたが、少なくとも1400円損してます。


⑤那覇行き
神戸からはスカイマーク、関空からはPeachとJetstarが就航。

20170214oka.png

時期もあるのかこの路線はどの航空会社も高めでJetstarが最安で6000円以下(但し支払手数料別)。
関係ないけどこの路線って大手以外は夕方以降の便はないんですね。ソラシドも夕方までだし、何かあるんでしょうか。


3.実際に利用してみると



さて、1と2を合算すると都市間を移動する際に実際かかる運賃が分かります。
ということで、実際に利用する際にかかる費用を計算してみました。

①ケース1:新大阪駅→大宮駅
2月14日(火)早朝に大阪から関東へ移動する場合を想定。東京駅だと羽田から近すぎるので、大宮駅をゴールとします。

 A.神戸空港からスカイマーク102便利用
 B.関空からピーチ311便利用
 C.新大阪から新幹線利用(参考)

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スカイマーク利用の場合約9800円、ピーチ利用だと約8800円と1000円しか変わらない結果に。到着時刻にも25分ほどの差が出ました。ちなみにSKY102便は去年実際に利用しましたが、その時は8:20頃には着陸してたので実際にはもう少し大宮到達も早まると思われます。
結局はLCCにありがちな欠航や遅延などのトラブルのリスクを回避するために1000円払うかどうかといったところ。
あと計算してから気付いたけど新幹線を使えば3時間で行けるので、普通の人はこれ使った方がいいです。学生なら学割も効くし。


②ケース2:河原町駅→札幌駅
同じく2月14日(火)朝出発で想定。

 A.神戸空港からSKY171便利用
 B.関空からGK153便利用

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同じ列車で出発しましたが、到着はスカイマーク利用の方が1本早い電車で札幌到着でき、運賃も100円安くなる結果に。
この経路、Jetstarのチェックイン締め切りである出発30分前には15分しか余裕がなくてギリギリなんですが、河原町からだと始発でもこれが最速なのでどうしようもありません。なのでスカイマークを使った方が空港に早く着くこともあって安全。
そして例によって支払手数料は別です。


③ケース3:高槻駅→東京駅
2月14日(火)に出発。早くない時間帯に出発して午前中~昼過ぎ到着を目標にする。

 A.神戸空港からSKY182利用
 B.神戸空港からSKY104利用
 C.関空からMM315利用

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単純に東京駅(東京主要部)に向かうのであれば、やはり羽田直行便が所要時間的には有利。運賃もLCC利用より1500円ほど高くなりますが、本数が多く良い時間に出ているという面ではスカイマーク有能。
茨城空港~東京駅間を500円で結ぶバスは割と期待してたけど、予想外に時間がかかったのでほとんど使い物になりませんね。1時間飛行機乗った後2時間半て。


4.結論



様々な面からスカイマークとLCCを比較してきましたが、まとめると所要時間の面では大阪市や京都市などの京阪神各地からでも関空と比較して神戸空港からスカイマーク利用の方が短時間になることが分かりました。一方、運賃の面では大阪市や京都市発の場合はLCCの安さが勝る結果となりました。
とはいえ、神戸経由と比べてもその差は概ね1000円~2000円程度なので、少しの金額を足してより定時運行に信頼のおける航空会社を選択し、かつ比較的高いサービスを受けることができる点を考えると、敢えてスカイマークを利用する価値は十分あるのではないかと考えられます。

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※2016年度は上半期のデータ
参考:国土交通省『航空輸送サービスに係る情報公開』(2017.1.20閲覧)

スカイマークは一時期定時性の低さが問題になりましたが最近では90%を越える定時運航率を誇り、大手航空会社並に信頼のおける会社の一つであると言えます。座席も狭くなく快適で、個人的には座席指定が無料でできるのが嬉しいです。
機材も新しいものばかりで、各座席にコンセントが付いていたりと大手以上のサービスがある一面も。あと機内サービスはないと言いながらもこの間はオリジナルパッケージのキットカット配ってました。たまたまだけど。

経営破綻など、様々な苦難を乗り越えてスカイマークは再び復活しつつあります。また撤退することがないよう、皆さんも是非ご利用し倒してください。

  1. 2017/01/20(金) 22:00:23|
  2. 乗り物
  3. | コメント:2

京都バス10系統で3dayチケットの限界を目指してみた

//チケットの写真


スルッとKANSAIに加盟する関西地区の多くの鉄道、バスで利用することができて非常に重宝してきたスルッとKANSAI 3dayチケット。スルッとKANSAI共通カードの販売終了に伴って今季で販売を終了することが決まりました。今まで乗り潰し、観光などで何度も利用してきただけに非常に残念。
というわけで、この冬が3dayチケットを使える最後のチャンスになってしまったので、せっかくなら…と思いつきで広大な利用範囲の北限まで行ってみました。


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前日の夜に思いついて早朝から出発したらいきなり車内でイヤホンのゴム吹っ飛ばしてブルーになって家に帰った瞬間耳からゴムが出てきて萎えながらもなんとか3dayパスを購入。生駒経由で王寺に出て田原本線を乗り潰し(別料金)、隣に座ってきた外国人観光客に圧縮されてタコ糸になりながら近鉄と京阪を乗り継いでやって来たのは京都、出町柳。
バスのりばの行き先表示には静原、花背、広河原、そして朽木村という錚々たる面々が並びます。

京都市を中心に路線バスを運行する京都バスはスルッとKANSAIに加盟する事業者の一つですが、実は3dayチケットの利用範囲の北限を有しているのもこの京都バス。その北限の地こそが10系統の終点である滋賀県高島市の朽木学校前バス停なのです。


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これまた1日数本しかない32系統広河原行きが発車してから10系統が乗り場に到着。京都バスの路線では最も長距離の路線ですが、かなりギリギリに入ってきます。

出町柳~朽木学校前を結ぶ京都バス10系統は沿線住民ではなく登山客向けの路線のため、3/16~12/15の間の土休日とお盆のみ運行かつ朝夕一往復ずつという物好きしか乗りに行かないような路線です。と思ったら、この日はキャンプに行く大学のサークルの団体が乗ってて賑わってました(=めちゃくちゃうるさかった)。


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何せ京都の街中から滋賀県の北部まで行くわけですから、京都の奥座敷大原も早々に通り過ぎて峠を越え県境を越え1時間半。かなり長い道のりです。でも意外と大原過ぎたら距離の割に要時間は短かったり。

乗客は十数人の大学生と数人の沿線住民に数人の物好き。もう登山シーズンでもないし午後の便なので、この路線の頼みの綱である登山客はいません。数分の停車で乗客を乗せたらバスは淡々と発車。
昔から京都の観光マップに書いてあった「途中を経て朽木に至る」の文字を見て、大原より北には何があるんだろうかと心躍らせていましたがこの度長年の夢が叶い、めでたく朽木への旅が始まります。


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大原までは八瀬バイパスを通る以外は他の路線同様に高野川沿いを走っていきます。途中で乗降はほとんどなく、紅葉シーズンで賑わう大原を経由する路線とは思えないガラガラっぷりです。実際大原のバス停に着いたら京都市街地方面に帰る観光客ですごいごった返してたし。


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大原を過ぎるといよいよ未知のエリア。バイパスを通って小さいな集落はかっ飛ばしていきます。

人家のほとんどない山中のR367を北上していくと「次は途中(とちゅう)」の表示が。珍名でそこそこ名の知れた地名ですが、京都側から北上すると、この途中バス停の手前にある途中峠で県境を越えます。


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京都側最後の三谷口バス停から一気に高度を上げてコンクリートのゲートのような構造物が見えたらそこが途中峠。ちょうど写真中央の盛り上がってる部分が最高点です。マピオン地図で計測したら378mらしい。


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この今走っているR367、京都市内から小浜までを直線で結ぶいわゆる「鯖街道」なので、結構交通量があります。なので途中(地名ではない)で拡幅工事なんかをやってるとこうやって工事用信号機に引っかかることも。大型トラックもバンバン走ってくので歩いて鯖街道を辿るのは難しそうですね。


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しばらく山間部を走ってきましたが、葛川学校前バス停付近に出ると急に横を流れていた安曇川の川幅が広がり、道も川も直線的に。
航空写真でかなり縮小して見ても分かるほど直線の平地がここから朽木まで続いています。これが今回このバスに乗った目的のうちの一つでもある花折断層に沿っている地域です。実際に地上から見ても両脇の高い山がそこそこ直線的に切れてるのでなかなか面白いですね。見れて良かった。

途中のバス停で大学生集団も降車し、いよいよ車内に残ったのは物好き4人に。そしてこの後乗降は一切ありませんでした。


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それでも周囲が次第に開けて人家が現れ始めます。
ちなみに途中以北は本数が少ないながらも江若交通の路線もあるので、京都バスのみが頼りというわけではありません。朽木周辺にはなんと高島市営バスも走ってますし。ただしさすがに車両はハイエースですが。


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出町柳を出て1時間20分、既に暗くなり始めた最北の地、朽木学校前バス停に到着しました。最後まで乗ってた4人全員が3dayチケットを提示して下車。そりゃそだ。
バスがバス停の前の車庫(除雪車なんかも置いてある)に入庫するのを全員で見送って写真撮ったらあとは40分後の帰りのバスを待つだけです。

3つの事業者のバス停が並び、見た目だけはちょとしたターミナル。朽木学校前からは江若交通の安曇川駅方面行きバスも発着しており、10系統とも乗り継ぎが良くなっているので最初は安曇川に抜けて帰ろうと思ってましたが、安曇川までのバスの運賃と安曇川からの電車賃を見て即断念。そのまま戻れば実質0円なんで…


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40分ほどという観光するには短すぎ、バス停で待つには長すぎる時間を周囲の散策で潰しておきました。朽木地区にはいくつか気になるスポットがあったのでいつか1日かけて観光しに来たいです。でも3dayパスがなくなったら交通費がバカにならないので二度と来ないと思います。

一生に一度かもしれない朽木の町並みを散策。周辺には道の駅や大原を出て以来のコンビニもあるので安心です。
一応安曇川に架かる橋を渡ったりと悪あがきしましたが、全然時間が足りなくて無念。一気に日が落ちて暗くなってきたのでおとなしく帰りのバスで京都に戻りました。これがまた道中街灯もない区間があって宝ヶ池に出るまでめちゃくちゃ怖かった。

特に何の成果もない路線バスの旅でしたが、行くなら今しかなかったのでまあ良かったです。話のネタにはなります。

  1. 2016/12/02(金) 13:19:42|
  2. 乗り物
  3. | コメント:0

2年ぶりに

自発的に電車撮りに行きました。久しぶり過ぎてない腕が落ちた気もしますが、元々腕がなかったので安心です。いつでも新しいスタートを切れます。


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昨日急になんとなく電車撮りに行きたくなってきたので知人宅に行く途中で撮影。
ここのカーブ、めちゃくちゃ見覚えあったけど実際に来てみたらなかなか楽しいです。


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京阪って多分初めて撮ったけど割と似たような顔が多くて初心者には違いが分かりません。
色も塗り替えられてるから内装見ないと古いんだか新しいんだか全然わからないし。


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ゴツゴツしたやつ。こんなドアだらけの電車も関西ではあんまり見ないので割と貴重?
これで45年走ってるのもすごいけど、50年越えで車内ピカピカの阪急を知ってるので凄さをあんまり感じません。麻痺


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側面が独特なやつ。冷静に考えたらなかなか奇抜な貫通扉してます。原型はもっと全然違う顔だったんですかね?知らんけど。

割と気に入ったのでこれから寝屋川行く時はちょいちょい寄ります。

  1. 2016/06/13(月) 01:29:38|
  2. 乗り物
  3. | コメント:0

終着


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@吹田総合車両所


最後のハレの日、静かに佇む
  1. 2015/11/11(水) 00:06:20|
  2. 乗り物
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